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UK Vol.06

2011.07.26.Tuesday

午前と夕方に合間を縫ってロンドン散策。
テムズ川沿いを歩きロンドンブリッジを見てデザインミュージアムとテートモダンのお約束コースを周る。テートモダンの寄付のボックス?が行為自体をデザインしていて面白いな~と感じ、ロンドンのトイレで何度か見かけたダイソンのハンドドライヤーがちょっとかっこ良い。ガンメタグレーに黄色のライン、日本のそれにはない良さ。思わずシャッター。

後は自ら迷路に迷い込みちょっと表とは違う顔を探す。レストランのキッチンの勝手口から見える忙しそうな料理人達、積荷をおろす宅配便の兄ちゃんが何か怒鳴っている、男女のケンカ、こそこそと子供たちが集まって何か企んでる様子など街の日常に触れるのが面白い。

そしてイギリス出張最後の夜は昨日に続き珍しい場所とお店に連れ出してもらう。
バービカン・センターでちょっと不思議な都市計画を見学、金融関係の集まる地区の重厚なパブで一息入れて、おいしいと噂のお約束フィッシュ・アンド・チップスのお店でお腹を満たし、若者が集まる雑多な地区を抜け、怪しげでお腹にずっしり来るベーグルショップ、色々な顔を持つロンドンを歩き回って楽しい夜でEND。

楽しい時間を作ってくれたお二人に感謝。

翌朝、朝食をがっつり食べ、小澤先生と別れ空港へ。
例によって向かう途中の電車が故障で止まる。。。空港へ向かう途中はやめて欲しいなあ。
気持ち焦るから。

イギリスに来る前に見ようと思ってて見れなかった「127時間」が機内でやっている。ラッキー。
最後までいい感じの旅。

 

 

 

UK Vol.05

2011.07.26.Tuesday

今日は小澤蘭雪さんのロンドンでのワークショップのお手伝いと撮影。

場所はシャーロック・ホームズでおなじみのベーカーストリート近く。
現地在住の外国の方や日本の方などが参加され初めて触れる墨汁や筆に戸惑いながらもみなさん上手に自分の名前を書いてみせる。小澤先生の参加者を巻き込むうまさで会場は盛り上がり、みなさん大事そうに笑顔で自分の書いた書を持ち帰っているのが印象的。

UK Vol.04

2011.07.25.Monday

ロンドンへ戻る。
今夜は今回の開催にあたり美術館側とのやりとりにご協力いただいた現地日本法人の方たちと食事。
仕事を始めたばかりのころはやりとりにとても時間がかかりどうも意思疎通が図れていない空気が消えずに正直開催に不安ばかりが浮かんでいたが、ご協力いただいたおかげでスピードがあがりスムーズな進行へと変わった。
本当に感謝しきり。

何か食べたいものはと聞かれていたので普段住まわれている方たちが会社帰りに寄るようなラフなお店を希望した。誘われるがままにお店へ。とっても雰囲気が素敵。天井のデザインがかっこいい。店員さんのオリーブつまみ食いがかわいい。食べなれない料理もおいしい。わいわいがやがや空気感が心地いい。

振り返っての苦労話から現地の話、普段の仕事の話までとても楽しい時間を提供していただく。

帰り道、ロンドンオリンピックへ向けて整備されつつある駅など案内してもらいながら散歩。
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』でおなじみのキングスクロス駅のショッピングカートごと消えていくシーンのセットが残っていたのでお約束のポーズ。楽しい。

ユーロスターホームの銅像や重厚な文字組での扉など古い歴史の中にちょこちょこユーモアがあって楽しい街だった。

UK Vol.03

2011.07.25.Monday

今日は湖水地方を離れロンドンへ戻る。
イギリスへ来てからというもの、時間のサイクルが早くなっている。
朝は5時前に目が覚め、夜は10時には眠くなる。このサイクルをこのまま日本へ持ち込みたい。
そんなわけで、最後の湖水地方ということで早朝からカメラ片手に散歩。
放し飼いされている羊たちもただただ広い牧草地を悠々と生きている。
朝霧のなか素敵な風景が広がり、どこまでもあるいてしまう気持ちよさ。
朝食の時間に慌てて戻る。
しょっぱいベーコンが旨い。

UK Vol.02

2011.07.24.Sunday

現地ワーズワース美術館へ。
シェリーの展示と期間がかさなっており、案内が並んでる姿もなんだか嬉しい。
当日小澤先生は着物を着てくださり、そのまま会場を歩き作品と共に撮影させていただいた。今回は現地視察ができないまま図面やスケッチを元に配置を考えていったのでやはり目で見るのとは違いもあり仕方なかったこととはいえ考えさせられた。
とはいえ見学者の外国人の方たちも庭に飾られた書道に興味を持って見ていただいていたようだった。
隣のワーズワースの過ごした家(ダヴ・コテージ=鳩の家)も見学。美術館の方が好意で説明付きの入場券をくださり説明を聞きながら家の中を見学。どうにか分かる単語を聞き漏らすまいと聞くものの笑顔で話す案内の方の英語はちょっと早口でまったく解らず。。。
部屋の一室には新聞紙がびっしりと貼られていた。寒さをしのぐために一面にはっていたようだ。
Plain living and high thinking.《簡素な生活と高尚な思索 》彼の残した言葉の意味を伺うことができる。

何気にきになったのがテーブルにボルトで取り付けられたコーヒーミル。
取り付け方、ミルの重厚感、取手の感じ、すごく素敵。
常に飲むものだからこんな風に取り付けられているのかな?

UK Vol.01

2011.07.22.Friday

お手伝いさせていただいたイギリス・ワーズワース美術館での小澤蘭雪氏のインスタレーション。
確認と撮影でイギリスへ。
バタバタと慌ただしく忘れものを心配しながらの出発。
睡眠・読書・映画の繰り返しで揺られること12時間無事到着。天候も悪くなさそう。しかし寒っ。
今回小澤蘭雪氏と現地合流で行動を共にするも個人行動が多いため学生時代の一人旅のようで懐かしくテンションが上がる。
まずはロンドンで1泊。
ヒースロー空港からパディントンへ出てそこから地下鉄でユーストンへ。
ロンドン大学近くのホテルへチェックイン。
しかしなぜか予約がされていない。名前がない。。。やれやれ
確認書を提示する。
ようやく見つかる。しかしなぜか宿泊日が25日。。。やれやれ

まあ、無事チェックイン。
とりあえず荷ほどき、今回は全て機内持ち込み範囲で納めてしまおうとコンパクトパッキング。
手持ち・肩がけ・リュックと3wayで収納力があるpatagonia MLCに洋服・カメラ・レンズ2本・三脚・MacBookとすべて突っ込む。現地での行動バッグにFREITAG。
そして出発直前に気づいたヴァージンアトランティックの重量制限が6kgの事実に汗。他航空は10kgなのに。。。ということでグラナイトギアの手提げにカメラとMacBookを一時移動させ手荷物検査時をクリア。広げれば大きなカバン、しまえば手のひらサイズ、こうゆう時のアウトドアグッズは最強。ちょっと6kgには収まらなかったが精密機器と軽くなった事実でOKをいただいてきた。帰りも大丈夫だろうか?

一息つきちょっと近所を散歩、フィッシュアンドチップスで小腹を満たし、カメラ片手にブラブラ。街中のちょっとした公共サインがきちんとデザインされていてかっこ良し。立っている場所からグルッと円が書かれていてそこまでは徒歩で何分範囲ですよ、という印が旅行者にとっては便利だなと思う。◯kmよりも直感的に距離の具合が解る。他に自転車専用の道路が整備されていたりレンタサイクルの導入がしっかりされていて素敵。自転車への理解が進んでいる気がする。自転車を電車内に持込む姿も多い。駅構内に自転車姿の人も少なくない。ランドナーにのり長期旅行へ向かう人もチラホラ。

疲れと時差ぼけで早々に就寝。翌朝早朝に目が冷めホテルからの日の出を拝みこれから始まるイギリスの旅?(仕事)に期待。

 

白馬縦走

2011.07.19.Tuesday

仕事でお付き合いのある長野の美容師チーム(雪浴団)と一緒に白馬岳へ。
リーダー401 Living K氏・PUEBLO T氏&U氏と共に爆笑白馬ツアー。
長野へ前日入り、駅で合流。K夫婦にスシをご馳走になり登る前から気分はいきなりピーク。

猿倉から入り、大雪渓〜白馬岳山頂(1泊)〜三国境〜小蓮華山〜乗鞍岳〜栂池への縦走コース。
【4:30 am】PUEBLO T氏との久々な再会もそこそこに猿倉へ向かう。
登山届を提出し元気よく登りだす。初日は時折ガスの発生はありつつも天候は良好。
軽アイゼンを装着し壮大に現れる大雪渓を歩く。思っていたよりも勾配がきついものの順調に歩を進める。これアイゼン無かったら登れないでしょって言ってた脇からアイゼン無しでざくざく登る外人1名。山屋?

体が熱くなろうとも上から降りてくる空気が雪渓を通りなんともいえぬ涼しい天然クーラーが心地よい。

目の前は大雪渓、振り返れば雄大な景色、最高の非日常。

白馬山荘へ無事到着、みんなガッツリメシ。
夜明け前の出発を気にしつつも爆笑トーク、山小屋修学旅行。

2日目、心配してた台風の影響で雨風が微妙に。。。
一縷の望みをかけ20分ほど登り山頂へ、しかし完全にガス。
一瞬でも消えないかね〜と期待はしつつもご来光は無理。
小雨と強風の中、K氏の即席山頂カフェでコーヒーを飲み宿へ戻る。

天候の回復は当然見込めず、縦走か雪渓ルートを戻るか判断に迷ったあげく縦走を選択。
稜線づたいに歩くも残念ながら景色は真っ白。でも雷鳥は3回目撃。親子連れがかわいい。

大池も波打つほどの悪天候、例年よりも残る雪渓でアイゼンも付けたり外したりが忙しい。
そんな中でもひたすら歩きひたすら笑い楽しく栂池に到着。

帰りは温泉。
白馬最高。
絶景は次回リベンジ!

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